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学校では教えないa/anとtheのわかりやすい説明

2015年5月20日

中学1年生の時に習うa/anとtheの使い方の違いがわからずに、自分にはこんな簡単なこともわからないから英語には向いてないとあきらめるのは早いですよ。この使い方をしっかりと理解出来ている方は、実は英検1級やTOEIC900点台の人でもそんな多くないんです。英語が難しいと感じた方には、ぜひ以下の使い方の説明をお読みいただければ、今まで頭の中にかかっていたモヤが霧散するかもしれません


英語のa/anとtheの違いを、日本語が母語である人のために説明すると、意外にもしっくりと理解できるんです。文法用語を駆使すればするほど、泥沼にハマり込んで抜け出せなくなり、結果として英語嫌いが増えてしまう現象をずっと見てきました

まず結論から書きます。最初に出てきた名詞の前にa/an(もしくは複数形、不可算名詞)がつき、2回目以降に同じ名詞が出てきた場合には、a/anに代わってtheがつきます。


では、理由を含め、学校では教えない英語をテーマにa/anとtheの使い方をわかりやすく説明します


通常、a/anは単数の名詞の前に、theは「その」で、以前に書かれたことを示す指示代名詞ですよと学校で教えられていると思いますが、theを日本語の文法にあるような「その」を使って理解しようとするとドツボにハマってしまうんです。これがほぼ全員がハマる落とし穴。おそらくこの理由により、a/anとtheの使い方が理解できない状態にあるのだろうと思います。思い切って別の切り口から説明したいなと思います


まず次の日本語の文章を見て下さい

昔々おじいさんとおばあさん山奥の村に住んでいました。おじいさん山へ芝刈りに、おばあさん川へ洗濯に行きました

この文章には、実はa/anとtheと同じ要素が入っているんです。主語の後の言葉を見て下さい。初めは、「おじいさんとおばあさんが」の「が」になってますよね。次が「おじいさんは」になっていて、「が」が「は」に変わっています


日本人なら当然すぎて、何も考えずにこの文章を理解できるのですが、外国人にはなかなか理解できません。ルールは、最初に出来た主語には「が」をつけ、次に出てくる同じ主語には「は」をつけるというもの。これが「が」と「は」のルールです。まだまだ、「が」と「は」にはその他のルールがあるのですが、今回はa/anとtheに焦点を当てているので、割愛します


「が」と「は」にある「最初に出来た主語に「が」をつけ、次に出てくる同じ主語には「は」をつける」のとまったく同じことが、実はa/anとtheにも言えるのです。次の例文を御覧ください


先ほどのおじいさんとおばあさんの話を英訳します


Once upon a time an old man and old lady lived in a hamlet. The Old man went to a mountain to collect twigs. The old lady went to a river to do laundry.


お気づきかもしれませんが、最初にAn old man and old ladyが出てきて、次はthe old manとthe old ladyとなってます。「が」と「は」が、それぞれa/anとtheに呼応しているのがわかりますよね。theの機能には「その」という直前の名詞を指す場合もあるのですが、直前に出てきた同じ名詞にはtheをつけると覚えたほうがしっくりきます


最初に出てきた言葉にはa/anもしくは複数および不可算名詞、次に同じ言葉が出てきたらtheをつけるルールは、主語ばかりではなく目的語にも同じルールが適用されます


もしa/anとtheの使い方に迷ったら、自分の日本語の感覚を活かしてa/anとtheの使い分けをすると、結構上手く英語が話せるようになりますので、一度お試しを。自分の日本語を信じると、a/anとtheの使い方がわかりやすくなるんです。「おじいさんとおばあさん」の話に「その」が入ってないですよね


a/anとtheは、先ほど示したような覚え方を使えばわかりやすいのですが、本来日本語にはない要素なので、学習し始めの段階でa/anとtheの使い方を説明されても、まず理解できる人は多くないと思います。さらに学校でも教えられる方がほとんどいません


中学生が英語を習い始める最初にa/anとtheの違いを説明されて、理解できずに英語嫌いになってしまった方も多くいらっしゃるかと思います。英語は文法ができれば話せるというわけではなく、ボキャブラリーの多さが外国語が上手く話せるようになるかどうかの分かれ目と言っても過言ではありません


文法にとらわれれず、小学生や中学生の時に国語で漢字を覚えたように、単語を暗記すると英語が結構話せるようになりますよ。もちろん何事も0か1ではないので、文法も必要ですが、文法ができないから英語ができないと思ってしまうのは、本当のもったいないこと。どんどん単語を覚えましょう

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