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ミス・ユニバース日本代表、日本人の定義に挑戦する(NYタイムズ紙)

2015年6月5日

NYタイムズ紙に今話題沸騰中のミス・ユニバース日本代表の宮本エリアナさんの記事がありました。今まで読んだ中で最も彼女の心の中と自身の使命感について書かれていましたので紹介します。

原文はこちら。Biracial Beauty Queen Challenges Japan’s Self-Image(ハーフのミスコン女王、日本のイメージに挑戦する)(NYタイムズ紙)

NYタイムズ紙に日本のミスコン史上最も注目されているミス・ユニバース日本代表の宮本エリアナさんの記事がありましたので紹介します。彼女には他のミス・ユニバース日本代表と一線を画す強い使命を感じました。彼女に本当に頑張って欲しいです。

宮本エリアナさんがミス・ユニバースJapanに出場したきっかけは、ハーフの友人の死。ハーフの人の生きづらさを伝え日本人の定義を変えることがミス・ユニバースJapanに出場した理由です。

宮本さん曰く、「日本人として見られるよりも外国人として見られる方が多く、レストランで店員に英語のメニューを渡され、日常生活で箸の使い方が上手いですねと褒められる」日常を送っていて、母語が日本語で書道もやっていたのにとこぼすほど。

宮本さんがミス・ユニバースJapanの代表になった頃、The Daily Mail Onlineにもある通り、ネットで”not Japanese enough”(日本的じゃない)と中傷され、それを見た海外メディアが日本は排他的な社会だとこぞって記事を書きましたが、実際には、ハーフタレントが多くなってきたことなどからも、日本がゆっくりと変わりつつある証拠と受け止めつつあります。

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タイで生まれ育ったタイ在住の日本の友人とミス・ ユニバースJapanについて話し合った時にしきりに言われたことは、日本は他のアジアの国と一線を画しているということでした。タイは多人種、多国籍が当たり前の国なのに、西洋人顔以外のハーフの人がミスコンの賞を取ることはありえなく、ちやほやされるのは決まって西洋人顔のハーフだけ。宮本さんがタイで生まれ育っていたらタイ代表として選ばれることがまずあり得ないそうです。それだけでも日本はオープンな社会になりつつあるように思います。日本の排他性についていろいろ言われているものの、日本は確実に多様性を受け入れつつあります。

ハーフの人が抱える悩みは、いつも外国人と思われてしまい自分の居場所が日本にも親の出身地にもなく、どこにも帰属意識を感じられないこと。宮本さんがミス・ユニバースJapanに出場しようと思ったきっかけは、どこにも居場所がなく死を選んだ友人でした。日本代表として選ばれたら自分たちハーフも日本人として認められ居場所が得られるはずだという動機が彼女の強い意志の背後にあります。

幼少期を過ごした佐世保で周囲の子供や大人に「くろんぼ」と呼ばれいじめられ、The Daily Mail Onlineによれば学校でゴミを投げられたり罵られたりして、「どうしてこんな風に他の人と違うように産んだの?」と毎日母を責めたものでしたが、人生が変わったのは13歳の時にアメリカの父の元に留学した時でした。

アメリカで父の家族に出会い自分と同じ肌の色をしているのがわかり、初めて自分は他の人と変わらないことが実感でき安心できたと話しています。宮本エリアナさんは、アメリカの滞在経験のおかげで自分と同じ肌の色をした人に囲まれ自分のルーツがアフリカ系アメリカ人ということに初めて安堵感が得られた一方で、アメリカで生活するうちに自分は日本人だと再認識したそうです。

アメリカの高校に2年通いましたが、英語力の問題や周囲のクラスメートから外国人扱いを受け、食事も合わず、アメリカ生活に適応できずホームシックになってしまったそうです。「日本で生まれ育った。だから日本が自分の居場所なの」とアメリカ生活後に実感しました。

宮本エリアナさんが他の候補者と違うところは、彼女自身が歩んできた道。それこそが彼女の色であり彼女には強い使命感があります。新しい日本人のイメージを創りあげ差別を根絶することこそ彼女の使命です。

“I want to challenge the definition of being Japanese” (日本人の定義を変えていきたい)という言葉に彼女の強い使命を感じます。

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