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遺書を残さなかったプリンス、遺産相続問題が骨肉の争いに発展か(NYタイムズ紙)

2016年4月29日

NYタイムズ紙によれば、プリンスは遺書を残さず他界したため、これから骨肉を争う遺産相続問題とプリンスに関わった音楽業界関係者の間で著作権争奪戦が繰り広げられる模様。

プリンスは生涯独身を貫き妻子もいなく両親もすでに他界。残る親族は妹と異母兄弟5人です。現在、プリンスの妹が遺産を相続する手続きをミネソタの裁判所に申請しています。ミネソタの州法は異母兄弟も実の兄弟と同じ権利があるとしていて、それが長期に渡る親族による骨肉の争いに発展する可能性を示唆しています。

音楽の著作権に関してもプリンスは気まぐれなアーティストと知られていて、弁護士と代理人をひっきりなしに替え、プリンス自身、自分でよくレコード会社やコンサート主催者、それにデジタル音楽配信の会社と交渉していました。自分でなんでもやることが結果として最悪の事態をもたらし、遺書に財産をどうするのか書かれていないために権利関係が非常にややこしくなってしまいました。プリンスが残した作品を含む遺産を誰が管理するかによってプリンスの遺産の価値が何百万ドル単位で変わってしまうんだとか。

実際のプリンスの資産がどのくらいなのかはよくわかっておらず、2005年のフォーブズ紙によれば税引き前の収入が4970万ドルでした。死後に少なくとも65万枚のアルバムと280万曲が売れたので莫大な資産があることがわかります。

音楽以外でもプリンスはミネアポリスに広大な不動産を所有し、ミネソタにあるスタジオのペイズリーパークは700万ドル以上の価値と評価されています。

プリンスとマイケル・ジャクソンは対比で語られることが多く、プリンスは莫大な遺産を残したにもかかわらず遺書はなく、一方、マイケル・ジャクソンは莫大な負債を残し遺書もしっかりと残しました(マイケル・ジャクソンの資産は、死後何百万ドルにも化けましたが)。

プリンスは遺書を残さなかったことも実は計画通りで、生前から自分ひとりでなんでもやっていた孤高のアーティストだったから、死後も孤高であり続けようとしたんでしょうかね。

参考文献

The New York TimesPrince Died Without a Will, According to Court Documents Filed by His Sister

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