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イギリス企業、世界初のサイボーグの義手の開発で医学に奇跡を起こす(英テレグラフ紙)

2015年7月12日
ジェットスターツアーズ

アーノルド・シュワルツェネッガーの映画『ターミネーター2』に出てくる人類を存亡の危機に追いやったターミネーターは、元々サイボーグの義手から始まったというシーンがありました。それが現在進行形で起きています。英テレグラフ紙の記事によれば、イギリスでサイボーグの義手が開発され実用化の段階に入りつつあり、子供の頃SF世界の話だけと思っていたら、もう現実に『ターミネーター』の世界が始まりつつあります。

原文はこちら。British company behind 'world-first' bionic hand developing further 'medical miracles'(イギリス企業、世界初のサイボーグの義手の開発で医学に奇跡を起こす)(英テレグラフ紙)

義手の技術がサイボーグのレベルに近づきつつあります。生まれながらにして右手がないロンドン在住の29歳の女性が最新の義手テクノロジーにより財布を開け閉めしたり食器を使うことができるようになりました。

最新の義手に使われたのは、F1で培われたテクノロジーです。

開発したのは、Steeperというイギリスの会社。1921年に設立され、元々は戦場から帰還した兵士のための義手や義足を製作していた会社で、過去30年は電動で動くモノをつまむ程度の義手でした。5年前さらに洗練された5本の指が駆動する義手の開発に成功しました。

最新の義手はチョコレートほどの重さで女性や子供の手ほどを想定して設計されました。自然な動きができるように最小限の部品をつかった骨格構造で作られています。

重量はわずか390g程度。手のひらのつけ根から中指の先まで全長165mm。女性の平均的なサイズと同じです。337の部品から成り立ち、45kgまでの重さのモノを持ち上げる力があります。これは25個のレンガに相当する重さです。14パターンの握り方があり正確な動きができます。

しかし、サイボーグの義手はコストの問題で全員が手にすることがなかなかできません。個人が購入すると調整とトレーニングを含み30,000ポンド(46,500米ドル)かかります。日本円で約500万円。寿命は長くて5年。コスト面を考慮に入れるとまだまだ商用利用まで遠い道のりですが、コスト的に手に入りやすくなると必ず普及していくはずです。

人工知能が急激に開発され、サイボーグの義手の開発も進んでいます。生命科学の発達により臓器が「養殖」されることもおそらく近い未来に可能になるでしょう。人間の想像力が行き着く先はターミネーターの世界なのか明るい未来になるのかに非常に興味があります。なかなかエキサイティングな世の中になってきました。

パンドラの箱をワクワクしながら開けるのが人類で、『ターミネーター』や手塚治虫先生の世界も人類の必然なのかもしれません。

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