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laterとinの使い分け("40 years later" vs "in 40 years")

2015年5月1日

USA Today紙を読んでいて気になる英語表現があり良い機会なので解説してみます。ベトナム戦争が終結して40年経った今もなお北ベトナムと南ベトナムの静かな対立が続いているそうです。内戦を経験した国が和解するのは本当に難しいことがわかります

記事のタイトルの"40 years later, Vietnam still deeply divided over war"のlaterに着目して、多くの人が間違えやすいlaterとinの使い方について説明してみたいと思います。

時間を表すlaterとinの使い分けは、自分が過去から現在を見ているのか現在から未来を見ているのかによって使い分ける。以下でともに「40年後に」を意味する40 years laterとin 40 yearsの違いを説明します。

(1)40 years later my parents and I reconciled.(40年後(経って)両親と私は和解した)

(2)My parents and I will reconcile in 40 years.(両親と私は40年後(以内に)に和解する)

laterとinはともに「◯◯年後に」などのように時間の経過を表す時に用いられる言葉なのですが、視点が現在から過去を振り返った時に使われるのか現在から未来を見る時に使われるかの2点によって使い分けを行います

例文(1)の場合は、現在から過去を振り返り40年前かかって和解したという時に使われます。一方、例文(2)は、現在から40年後の未来を見て和解するだろうと想像しています

これをわかりやすくイメージ図にしてみました。

現在の2015年から過去の1975年を振り返りそれから何年経ったかを数える時に使われるのがlaterです。現在の2015年から未来の2055年を見て何年あるか数える時に使われるのがinです

一週間後にテストを受けるよ!と言いたい時に多くの人が間違えるのは、「後」をそのままlaterとしてしまってI will take a test a week laterと言ってしまうことがよくありますが、これは時間軸が現在から未来の行為を言おうとしているのに日付が現在から過去に振り返ってしまっているのでよく意味がわからなくなってしまっています。I took a test in a weekが正解です。in a weekという言い方で「一週間後に」と同じ意味になります

もう一度書き直すと、laterは現在から過去を振り返り述懐しながら「こんなに時間が過ぎてしまった」というニュアンスで時間を言う時に使い、inは将来起きる出来事がいつなのかを表す時に使う言葉。2つの違いは直線の真ん中に現在いる自分、左に過去、右に未来とすると、現在から過去に振り返りそこから何年経ったか数えた時に使うのがlaterで、現在から未来に起きる出来事まで数える時に使うのがinという使い分けです

単語帳の訳語だけで覚えるとよく間違えますが、訳語に頼らずイメージで英語を覚えると間違えることが少なくなりすよ

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