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映画を使った英語学習法

2015年3月3日

もっとも効果のある英語学習法は何かとよく聞かれます。英会話学校に通うのが最も効果の表れやすい学習法ですが、問題は予算。年間20万円以上の出費はたいへん負担になり、それが英語が学びたくても簡単に学べない敷居の高さなんだと思います。では、独学はどうかと問われたら、独学にもさまざまなやり方があり、その中でも覚えればすぐに使える英語表現が身に付く学習法があります。それは映画を使った学習法です。

英会話学校で英語を学ぶのがいちばんですが、問題点も少なからずあるのが事実。それは先生が男性か女性かによって、学ぶ英語が男性英語か女性英語になってしまう可能性がある点です。例えば、「散髪した」という意で、I got my hair doneと言うと正しい英語ですが、これは女性の言葉です。I got my hair doneと男性が言ってしまうとゲイと思われやすく、実際に女性のカナダ人の先生がこの表現を男性の生徒に教えていたことがあり、先生の英語を学んだ男性の生徒がカナダ人からゲイと思われて思わぬ事態に陥ったこともありました(笑)。男性が「散髪に行った」と言う場合は、教科書にはよく書かれているI have my hair cutは一般的な言い方ですが、ほかにI went to a haircutともよく言います。have my hair cutは「切ってもらった」というニュアンスになります。先生の話す言葉が生徒に影響を与えてしまうのはよくある話です。

本当に良い英語学習法は映画を観ながら自分の年齢と同じ俳優/女優が話す英語から学ぶこと。少年の英語は少年の言葉なので大人が使うと意味が変わってしまうことがあります。女性の話す言葉も女性が話す表現。男性が使うと可笑しく聞こえてしまいます。このあたりは英会話学校の授業でなかなかわからず、映画の中で使われた表現は状況と意味がセットになっていてニュアンスがわかりやすいです。俳優のセリフに相手がどういう反応をしたのかも見逃さずに見ておくことも英語学習に役に立ちます。

昔は、北米のVHSに収録されている英語字幕がテレビに表示される機械が丸善で売っていて非常に重宝しましたが、最近は、eBayで海外のDVDが購入でき、海外のDVDには英語の字幕がついているので音声を聴きながらディクテーションの勉強もできます。海外のDVDを観る場合は、リージョンフリーDVDプレーヤーが必要で、アマゾンでも楽天でも購入できます。英語学習者に良い時代になりました。慣れるまで辞書を引きながら頑張らないといけませんが、覚えた単語や表現はすぐに使えるようになります。

注意すべきことはスラングです。スラングは避けたほうがよいです。白人が使う場合は大丈夫でも白人以外が使うとダメだったりすることがあります。例えば、ジャッキー・チェンとクリス・タッカーの『ラッシュアワー』にクリスタッカーが使っても大丈夫な言葉がジャッキーチェンが使ったら差別語になってしまい大騒動になるシーンがあります。このように映画を観ていると言葉の使い方も学べるので映画は非常によい教材になります。

実際にどのように英語学習に映画を使ったらいいのかを説明しますね。海外のDVDには字幕がついていますのでスクリプト集がそれほど必要にならなくなりましたが、多くの映画のスクリプトが無料で手に入るサイトがありますので紹介します。The Internet Movie Script Database (IMSDb)というサイトの左上のSearch IMSDbのボックスに映画のタイトルを英語で入力するとほぼすべての映画のスクリプトが見つかります。スクリプトを読みながら学習に役に立てられます。

英語のスクリプトを読んで意味を調べるために辞書を引くのが面倒くさいという方には、映画のスクリプトに日本語訳と単語の説明が書かれたスクリプト集が販売されています。アマゾンで「スクリプト」または「スクリーンプレイ」と 「映画のタイトル」を入力すれば多くの映画のスクリプト集が見つかります。ここではバック・トゥ・ザ・フューチャー―名作映画完全セリフ集を紹介します。

映画のセリフを聞こえてきた通りに書き取るディクテーションを頑張って行うとリスニング力が格段に上がり、ディクテーションをしてTOEIC900オーバーになった方もいらっしゃいます。前述のIMSDbでスクリプトが無料で入手できるので自分がディクテーションした内容がどこまで正確に聴き取れたのかもチェックができます。

>映画を観て英語を学習する方法の特徴は覚えた表現がすぐに使えること。英会話の表現集にはない生きた表現とウィットに富んだユーモアあふれる表現が身につきますので、本当にお勧めします。



【読者の声】

私が映画で特訓した頃は、まだビデオデッキでしたし、クローズド・キャプションもなかなか手に入らなかったので、聞き取れない時はカチャカチャ止めながら書き取りをしていました。でもおかげでTOEICのリスニング程度であれば満点が取れるようになりました。

お金もたいして掛からないし、映画が好きであればこんなによい勉強法はないと思いました。いまはDVDもYouTubeもありますし、英語のsubtitleもありますから(実際のセリフとsubtitleが違うことは往々にしてありますが…)、ずっと楽にできると思います。

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