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街角で学ぶ英語 関係代名詞の省略と非限定用法

2015年3月15日


I was taken aback to see this shop called "Liquor OFF", in you can sell extra bottles of wine or whiskey that are left at your house and buy them with reasonable price! I haven't even imagined we can sell wine or whiskey until I found this shop today!

(直訳)「リカーオフというお店を見てほんとうに驚きました。このお店では家に残っている余ったワインやウィスキーのボトルが売れて、お手頃価格でも買えるんです。今日このお店を見つけるまでワインやウィスキーが売れるなんて想像さえしませんでした。」

今日のポイントは関係代名詞。関係代名詞の省略と非限定用法について学びましょう。最後に翻訳する時の思考の流れを載せました。

要チェック単語


1.be taken aback = be very surprised

のけぞるくらい驚いた様子abackのみでは使われずにtakenと一緒に使います。


2.reasonable price

「お手頃な価格」という表現。cheapを使ってしまうと「安かろう悪かろう」のイメージが出てしまうので、代わりにreasonable priceを使うと「安くてもコストパフォーマンスが良い」というようなポジティブさが表れます。

文法解説

@関係代名詞の省略

this shop called "Liquor OFF" = this shop that is called "Liquor OFF"

関係代名詞that, whichが省略できる事例です。文章が受け身(is called)の場合は、ed形(過去分詞)calledが形容詞化してしまうため、that isをすべて省略しても文章が成立します。

わかりやすい例文は、 I know a freind called John. 元々の文章は、 I know a friend who is called Johnなのですが、"who is"を省略せずにいうと文章が長く、ひとくちで言うためにwho isを省略したほうが英語らしくなります。

ちなみに this shop that has wine and whiskyの場合、関係代名詞を省略すると、

"this shop having wine and whisky"になり、動詞がing形(現在分詞)になります。動詞が過去形の場合も省略すると、ing形になります。

関係代名詞の省略がしっかり理解できると、次の文章も理解できるようになります。

(1) Asked by a crowd of reporters, he was upset.
(訳)報道陣に質問責めにあい、彼は気分を害した。

この文章の元の形は、 Because he was asked by a crowd of reporters, he was upset. 関係代名詞が省略できるように、主語が同じ場合でも"Because he was"が省略できます。

さらにこの文章を御覧ください。

(2 a) Coming back from school, I started to do my homework.

(訳)学校から帰ってから、私は宿題をし始めました。

この文の元の形は、

(2 b) After I came back from school, I started to do my homework.

"After I"が省略され、"came"がing形になります。

このような分詞構文がわかると、ニューヨーク・タイムズなど海外の新聞がスラスラと読めるようになるので、自分なりに理解できるようにしておくと、後々良いことがあります。

A関係代名詞の非限定用法

I was taken aback to see this shop called "Liquor OFF", in which you can sell extra bottles of wine or whiskey that are left at your house and buy them with reasonable price!

この文章には、関係代名詞の応用が使われています。高校英語のテキストには関係代名詞を後ろから前に和訳して理解しますが、翻訳のテクニックで説明したほうが文法理解と作文の際にも使えます。

まずオーソドックスな説明の仕方をすると、in whichの前にカンマが付くことで、"Liquor OFF"の追加説明をしています(関係代名詞の非限定用法)。whichの前のinが何かというのが疑問に浮かぶと思います。ズバリ結論から言うと、"in"は「お店の中」を示す"in"です。つまり、this shop called "Liquor OFF", which you can sell extra bottles of wine or whiskey inと同じ意味です。

関係代名詞を使ってもう少しわかりやすく書きなおすと以下の通りになります。

I was taken aback to see this shop called "Liquor OFF",which you can sell extra bottles of wine or whiskey in

inを語尾に持ってきてしまうと文章が長くなると何のinなのかよくわからなくなってしまう場合があるのでwhichの前に持ってきて、"Liquor OFF"にかかるinですよとわかりやすくする意味があります。ちなみに関係代名詞thatを使い、in thatとしてしまうのはダメで、in thatとしてしまうと意味が変わって「◯◯ということにおいて」と解釈される可能性があり、意味が通りなくなります。

さらに分解して説明すると、

I was taken aback to see this shop called "Liquor OFF".You can sell extra bottles of wine or whiskey in the store.

この2つの文章を関係代名詞を使いひとつの文章にして、"Liquor OFF"の説明を後半の関係代名詞以下で「お酒が売れるお店」という情報を追加しています。このカンマが重要で、カンマがあることで追加情報(非限定用法)を表しています。和訳文でひとつの文章をふたつの文章にしたのも非限定用法の追加情報を表現するためです。ひとつの文章で和訳するとなかなか上手く和訳できません。

☆翻訳する時の思考の流れ

(翻訳文)「リカーオフ」というお店を見て本当に驚きました。このお店では余ったワインやウィスキーが家にあったら売ることができ、お手頃価格でも買えるんです。今日このお店を見つけるまでワインやウィスキーが売れるなんて想像さえしませんでしたよ。

翻訳する時に頭の中で流れるのは、文章のイメージです。

まず「リカーOFFという店に本当に驚きました」という文章が頭に流れます。そして、そのお店の説明をin which以下の関係代名詞で説明します。つまり「店内(in which)で余ったワインやウィスキーが家にあるなら売れて、お手頃価格でも買えます」という訳になります。

☆ひとこと☆

和訳に翻訳のテクニックを使いました。直訳文と少々訳し方が違う理由は、 you can sell extra bottles of wine or whiskey that are left at your houseの文章の流れを変えず関係代名詞も前から訳すというテクニックを使っています。 extra bottles of wine or whiskey that are left at your houseを文章の流れを変えずに関係代名詞を無視して「余っているワインやウィスキーが家に残っている」と訳してyou can sellにつなげますが、それだけでは意味が通らないので「もしなら」を使い文章を整えます。もはや英語の勉強の域を脱してしまっているのですが、これが翻訳をしている人が文章を見て頭のなかに描くイメージです。

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