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授乳に有給を(英テレグラフ紙)

2015年5月19日

女性の社会進出がアベノミクスのひとつの柱になっています。英テレグラフ紙に先進国の女性の社会進出についての記事がありました。本当の意味の女性の社会進出とは何かを知る手掛かりになると思いますので英語多読記事として紹介します。

原文はこちら。Change the law to give breastfeeding mothers paid breaks, parliamentary report says(法改正で授乳に有給を)(英テレグラフ紙)

英語多読教材のEnglish Paid breaks for breast feeding(授乳に有給を)はこちら。      

英語多読教材の英日対訳 「授乳に有給を」はこちら。

日本では政府をあげて女性の社会進が進められていますが、英テレグラフ紙に本当の女性の社会進出が意味することについて書かれていましたので紹介します。

現在イギリスでは議会で、子育て中の女性が職場で授乳する時間を有給にすべきかどうかが審議されています。イギリスの女性の社会進出を知って、政治が女性の社会進出を支援する姿がこれほどまで違うものかと驚きました。

イギリスの議会で超党派議員連盟が、育児をしている女性が働きやすいように職場に授乳をする場所とミルクをストックする場所を設置し、それに授乳時間を有給にするよう法律を改正するよう迫っているようです。

超党派議員連盟が企業に女性が有給で授乳できるように法改正を求めている背景は、欧米諸国の中でイギリスの授乳率が最低で、出産後たとえ職場復帰をしても授乳しようにでもできない状況を変えるためだとか。

EU議会で議論を巻き起こした法案もまた超党派議員連盟が法改正しようとした理由です。EU議会が企業に求めたのは、育児中の女性に1日に2時間授乳時間を与えることですが、この法案によって企業のコスト増によって女性が逆に仕事で不利益を被る可能性も出てきます。

もちろんイギリスの財界は反発していて、法改正は何の解決にもなっていなく雇用主は職場復帰した女性の要望に応えるよう努力するべきだと主張しています。

これが先進諸国の掲げる「女性の社会進出」のほんとうの姿だと思います。女性が出産し育児をしながら働きやすい職場作りをしているのが欧米諸国の政治家。日本も本当の意味での女性の社会進出が実現してほしいものです。

日本でも授乳に有給をするまでとはいかなくても、妊娠出産を経験した女性が働きやすい職場作りをすれば、優秀な人材が獲得できるのかもしれませんよ。

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